いよいよ12月3日(火)〜開幕しました、特別展 天空ノ鉄道物語。初日に潜入してきました!
ちなみに担当は学生時代に列車車内販売員をしていたことがありますが、電車については完全なる素人。知識がなくても楽しめるのか?と思っていましたが、結論から言うと、むちゃくちゃ楽しかったです。

①天鉄展とは?
JR7社、東京メトロ、東京都交通局に続き、小田急電鉄、京王電鉄、京急電鉄、京成電鉄、相模鉄道、西武鉄道、東急電鉄、東武鉄道の協力も決定!六本木ヒルズ森タワー52階の全フロアを舞台に、日本各地の鉄道会社が一堂に会す、かつてない規模で開催する大型鉄道イベント

全国の鉄道系博物館でも通常は観ることができない蔵出しの展示品を軸に、国鉄時代の駅や改札の再現、歴史を振り返る空間やインスタレーション、ヘッドマークや時刻表、制服も展示し、1964年から2020年のオリンピックイヤーを結ぶ形で鉄道文化の軌跡を紹介
海抜250mの六本木ヒルズ森タワー52階に「天空駅」も出現する他、日本独自の鉄道文化ゆかりの「食」「旅」「アニメーション」「ゲーム」「テクノロジー」などもフィーチャーし、子どもから大人まで楽しめる体感型の展覧会…とのことなんです(公式サイトより引用)

②LINEチケットや前売り券で購入した方へ
もう買ったよ!(ありがとうございます)という方や、行ってみようかな?という方へ。LINEチケット若しくは前売り券で購入の方は、チケットカウンターにて、チケットの引換が必要です。(持っていない方もカウンターで購入をする為並びます)

お休みの日や会期終わりが近づくにつれて混み合うことが予想されます(個人的には)前売り券の購入をおすすめしますよ〜!
そしてここで入場券とは別にオリジナル特典として、【硬券】が渡されます。こちらの硬券、内周エリア入場直後に活躍します(後述)のでぜひ無くさずお持ちくださいね!
(※十分用意はあるが、なくなる場合もあるとのことです)
③天鉄展に潜入!(内周)
さて、いざ潜入です。エレベーターで上がるとカフェがみえます。
今回、天鉄展のコラボカフェが併設されており、ここには限定の駅弁やヘッドマークが可愛いラテ、おいしいスイーツなどがずらりと…!メニューは公式サイトでチェックしてみてください。
そしてカフェの近くには「外周」と「内周」の2種類の会場があり、どちらも勿論入場可!カフェに後ろ髪ひかれつつもまずは内周から行ってみましたよ〜
入ってすぐ左側にあるのは「ダッチングマシーン」!
ここで先ほどの【硬券】の出番です。

来場した日付を実際に自分で打刻できるのです!なんて粋な演出なんでしょうか。ダッチングマシーンの使い方は映像で説明があるので見てくださいね
それ以外のポイントとしては、硬券をおもてに見て左側に打刻すること!!(小さな穴が空いてないほう)左側には打刻用の余白があるのでぜひそちらにきちんと打刻してください(でないと、↓の写真のような仕上がりに…)←2回打刻しました

これはこれで味がある・・・!
さて、打刻が終わり振り向くとそこには上野駅が…!改札にお立ちのスタッフさんに入場券(硬券ではない)を提示し、押印してもらいますよ

まるでタイムスリップしたかのような錯覚に陥ります…!
改札をくぐるとひらかれたエリア…目の前には…新幹線!丸いかたちの先端が可愛らしい0系、この先端(鼻って言うそうですよ)本物なのだそう。
現行の新幹線ですらこんな間近で見たことないですよね!

スケールも大きく思わず興奮

(美術館や展覧会ではおなじみの作品保護のための線引きも電車の白線のようで、天鉄展ならではですね!思わずにっこりしてしまいました)
さようなら国鉄、こんにちはJR!1987年より。
意外とJRになったのって最近の話なんですよね

吉岡海底、竜飛海底という駅…!

吉岡海底、竜飛海底はJR北海道内の青函トンネルに存在していた駅で「駅」という名前ではあるものの乗降などはなく、一般の方で降りることができるのは海底駅見学整理券を持った人のみなのだそうです!!レア感すごいですね!気になった方は是非検索してみてください。海底の駅…ロマンを感じます。

(スーパー白鳥、白鳥の一部列車は竜飛海底駅に停車していたそうですよ!)

お次に登場したのは大きな列車!大阪〜札幌駅間を走っていた豪華寝台特急「トワイライトエクスプレス」。こちらも2015年に引退してしまっております。


こちらの食堂車、展示されている調度品はなんと当時のままのものなのだそうです!こんな素敵な車内で食事をしてみたかった…と思いました。
と、こちら天鉄展以降は新潟県糸魚川駅構内にうつされ、内部の見学はもちろんのこと日本海の美味しい幸を食べることができる(かもしれない!)そうです。是非行ってみたい〜!
ちなみにトワイライトエクスプレスのヘッドマークも展示されていましたよ。乙女心くすぐる可愛いデザイン。

このあと内周エリアでは、JR各社の新幹線車掌制服&駅長制服が一堂に会する圧巻のエリアや、JR時刻表とJTB時刻表の表紙が四面にずらりと張り巡らされたエリア、全国津々浦々の路線図の今昔を対比してじっくり見ることができる展示、鉄道の未来を考えるエリアなどなど…次第にウーンと唸りながら見入ってしまう箇所が多く、思わず写真を撮影することを忘れてしまいました
是非実物をご自身の目で確かめにいってくださいね!

④天鉄展に潜入!2(外周)
内周でもう十分堪能したような気持ちになりつつ、ふと思い出しました。
(あのメインビジュアルに起用されていた「天空駅」は…!)
外周エリアに見つけました!こちら、国内で初めて運行した蒸気機関車(SL)「一号機関車」!なんと素材は段ボールでできているらしいですよ〜


これも段ボール…!すごい
入り口付近では東京の景色をバックに佇む、一号機関車と鏡面に反射した空が相まってとても綺麗!ちなみに今回伺ったのは昼間でしたが、日が落ちた夕方だと夜景とのコラボでまた違った綺麗さがあるとか…
担当の方に見せていただいたのですが、デジタルの要素も加わってより幻想的


デートにもぴったりですね。
正面からみて右手に進むと、松井玲奈さんおすすめの車両ドアのインスタレーションはこちらにあります(写真無)大きな壁一面に投影されたドアにそっと触れると…!?久方ぶりにキャッキャしてしまいました。是非体験してみてくださいね

あとはこんなものや…

こんなもの…
(ちなみにプラレール博 in OSAKA~超デカッ!プラレールトンネル登場!~のチケットも販売中!)
その他電車でGO!や実際に電車の停車シミュレーションができる体験コーナー、細田守監督作品 映画「未来のミライ」に登場する駅や新幹線など盛り沢山!
私はこちらのエリアが



さて、歩き疲れた私たちを待っていたのは、GACHA GACHA COFFEEと東京メトロがコラボした空間…!挽きたてのコーヒーでほっと一息できます。

むむ、その空間の片隅にあったのは…

!?!?!?!
分かる人には分かる東京地下鉄立体路線図!地下鉄路線を縮尺だけでなく高低差まで再現したものです。すごいですね。このモデルのすぐ横にあるガチャポンマシーンで購入することができます。
思わず買ってしまいましたよ お土産におすすめです

(ただ並べてあるだけですが、奥にある大江戸線当たったのが個人的には嬉しかった…)
その他おすすめはこちらの飴!ポリ茶瓶に入った飴!
なつかしいと思うか、ナニコレ?と思うか…老若男女でわいわいできそうです

全然紹介しきれていない部分が多いですが、こちらの外周エリアはエンタメ要素がより濃くなった印象でした!平日昼間はとっても快適にご覧いただけると思いますので、ぜひ!

『特別展 天空ノ鉄道物語』
会期:2019年12月3日(火)~2020年3月22日(日) ※会期中無休
会場:森アーツセンターギャラリー&スカイギャラリー
(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階)
チケット:一般 2,500円 / 高校生・大学生 1,500円 / 4歳~中学生 1,000円
※3歳以下無料。
※団体料金(前売券と同料金)は15名以上で適用。添乗員は1名まで無料。
※障がい者手帳をお持ちの方と介助者(1名まで)は、当日入館料が一般1,250円、高校生・大学生750円、4歳~中学生500円(全て税込)になります。
※今後の諸事情により、開館日、開館時間等を変更する場合がございます。最新情報は、展覧会公式サイトにてご確認ください。
主催:日本テレビ放送網、森アーツセンター、日テレイべンツ
協賛:光村印刷
協力:JR北海道、 JR東日本、JR東海、JR西日本、JR四国、 JR九州、 JR貨物、
東京メトロ、東京都交通局、小田急電鉄、京王電鉄、京急電鉄、京成電鉄、相模鉄道、西武鉄道、東急電鉄、東武鉄道、CS日本、J-WAVE、NACK5、テレビ神奈川、交通新聞社、JTBパブリッシング、ヤマトGL、保安サプライ、タカラトミー、トミーテック、タイトー、東急テクノシステム