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——4節終了時点で4年ぶりの首位と好調。長谷川健太監督体制になって2年目ですが、昨年から継続している部分と変化している部分があればお聞かせください

森重:そんなに大きく変えてはいないですね。昨年1年やって、何がよかったのか、また、何が足りなかったのかを、メンバーそれぞれがしっかり把握できているので、今年は、継続するものは継続して足りないものは補いながら、作り上げている段階です。

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:昨年1年、いいときもあれば勝てないときもあって、ただ、1年通してぶれずにやれたことで基準を作ることができた分、今年はやることが明確ですね。例えば、これまではボールを奪ったあと、自分たちでしっかりボールを回すということが苦手だったんですけど、それが出来ていると思います。

森重:優勝への意思というのは、チーム全体として、昨年より強くなっていると思います。各選手が責任感をもってプレーできているんじゃないかなと。(東)慶悟は今年から10番をつけて自分にプレッシャーかけてやってますし、それは若い選手にとってもいいお手本になっていますね。(室屋)成も日本代表に行ってJリーグで結果を出すことの大切さをより感じていると思いますし、(橋本)拳人も初めて日本代表に入ってさらに勢いを増してくるでしょう。(久保)建英もそう。彼らのように「自分がやらなきゃ」と思える選手が増えているのはチームにとって大きいですね。

「同じことをいかにサボることなく繰り返せるか」


——好調を支えているのは堅守を誇る守備陣。ディフェンスで意識していることがあればお聞かせください

森重:まず、僕たちディフェンス陣だけでなく、前線から全員で守備の意識を持ってプレーしてくれています。ディフェンスラインについては、ゴールキーパーの林(彰洋)を中心に試合中の細かいポジショニングを調整しています。あいつ、本当によくしゃべるんですよね。

:ははは(笑)。


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森重:うるさいなと思うくらい(笑)。ただディフェンスっていうのは同じことをいかにサボることなく繰り返せるかが大事なんです。いま出来ていることが、来月も同じ質で出来るかはわからない。だから、見張り役は大事ですよね。自分たちでお互いに声をかけて気を張って、あーじゃないこーじゃないと言わないといけないので、そういった意味では林はいい仕事をしてくれていますね。

——林選手は、そんなにずっと……。

森重:納得いかないことに関しては、細かいことも含めて全部言うって感じですね。試合後のバスはもちろん、気になることがあると翌日のクールダウン中もずっとです。いまはこうやって冗談っぽく言っていますけど、絶対にやったほうがいいことですし、それがきっちり出来ているのはいいことだと思っています。

「昔は、なんとなくプレーして、なんとなく練習していただけだった」


——森重選手は、今年32歳。センターバックとしてはますます円熟味を増してくる頃ですが、いちプレイヤーとしての目標はありますか

森重:まずはこのチームで優勝したいし、タイトルを獲りたいです。その想いだけに尽きます。

——東選手は、今年から主将となり、背番号もロンドン五輪以来の10番に変更となりました。

:めちゃくちゃ不安だし、考えることや悩むことが増えました(笑)。でも、自分にとってはいい刺激になっています。僕、すごく意思が弱いのでこうやって責任ある立場に立たないと、言い訳して逃げちゃうんですよね。いまは、いい意味でプレッシャーがかかっています。

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——みんなが自分の背中を見ている?


:そうですね。若い選手たちには、試合中はもちろん、それ以外の部分も見られているのでひとつひとつ気が抜けないです。森重選手は若いうちからキャプテンとしてこれをやってたんだからすごいなと思います。ぼくはもう29歳ですけど、まだまだ成長できると思っているので、この経験をいい糧にしていきたいです。

——すごくうなづいてらっしゃいますが、森重選手からみても、東選手に変化はありましたか?

森重:別人です。チームがどうよくなるかを考えるようになったし、それが日々の練習にも表れていますよね。チームとしてそういう選手が増えれば、プレー以外の部分でもラクになるのになと思っていたので、すごくうれしいです。慶悟のような選手がもっと増えれば、より優勝に近づけると思います。

:昔は、なんとなくの練習、なんとなくのプレーばかりであまり想いというものがありませんでした。正直、もっと早く気づけていればよかったなと思います。若いうちから強い想いを持ってやっている成、拳人、建英はすごいし、うらやましいなとも思います。

——東選手は、なぜ変われたんでしょうか?

:まあ、話すといろいろあるんですけど(笑)。いちばんは、選手としてもっと成長したいということですね。このままサッカー人生を終わりたくない。東京に来て何も残せていないと思うし、選手としても男としても、原点からやっていきたいと思っています。昨シーズン、ちょうどそういうタイミングに長谷川監督が就任して。


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:エネルギーのある方なので、それに後押ししてもらったところもありますし、タイミングがよかったなと思っています。

——長谷川監督は厳しい方なんですか?

森重:そうですね。ちゃんと、しめるところはしめる。ただ、楽しむときは楽しむという人でもあるので、メリハリがあるというイメージです。

:厳しいですし、オーラがあります。でも、すごく愛のある、まっすぐな方です。怒るときも褒めるときも嘘がないから、選手としてはやりやすいし、ありがたい存在です。。

ぜひスタジアムで体感してほしい


——このインタビュー、まだFC東京の試合を観たことのない方もご覧になるのですが、そういう人でもたのしめる、FC東京ならではの魅力と言えばなんでしょうか。

森重:そうですね、今年は試合の時の演出やイベントにも力を入れているので、ぜひスタジアムに来て楽しんでもらいたいです。長谷川監督2年目で、チームも好調なので、この春のうちに味の素スタジアムに来てもらえれば、シーズンが終わって優勝した時には周りに自慢してもらえるんじゃないかと思います。「FC東京? 春から観てたよ!」って。

:やっぱり生で観てもらいたいですね。ぜひスタジアムに来て、雰囲気を体感してみてください!


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森重 真人
背番号:3
ポジション:DF
生年月日:1987年5月21日
出身:広島県 
身長/体重:183cm/78kg 
前所属チーム:大分トリニータ 
1対1の強さ、打点の高いヘディング、ビルドアップ能力をあわせ持ち、セットプレーから高い得点能力も発揮する日本屈指のセンターバック。

東 慶悟
背番号:10
ポジション:MF
生年月日:1990年7月20日
出身:福岡県
身長/体重:福岡県
前所属チーム:大宮アルディージャ 
労を惜しまないフリーランニングと優れたテクニックで攻撃に流動性をもたらし、得点能力も兼ね備えるオールラウンドプレーヤー。


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