茅原実里がみつけたありのままの自分像を形へ。2019年"SPIRAL"ツアーLINE TICKET発売記念インタビュー

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声優として『涼宮ハルヒの憂鬱』の長門有希や『みなみけ』の南千秋、『境界の彼方』の名瀬美月など、様々なキャラクターを演じてきた茅原実里。歌手としても「Paradise Lost」や「TERMINATED」、「優しい忘却」など多くのヒット曲を飛ばし、日本武道館やさいたまスーパーアリーナなどの大会場での単独ライブや全国ツアーを行ってきた。

この度、ニューアルバム『SPIRAL』をひっさげたツアーのリハにお邪魔させていただき、アルバムの内容やツアーに託す思い、アーティストとして今思い描いていることなどをきいた。

10年続けている河口湖でのライブで創り上げた多くの絆


——まずは簡単な自己紹介をお願いします。

茅原実里(以下、茅原):2004年に『天上天下』というアニメで声優デビューして、その年の12月から歌手活動もスタートさせていただきました。おかげさまで定期的にアルバムもリリースすることができまして、様々なツアーも行ってきました。最近ですと、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』『フルメタル・パニック! Invisible Victory』といった作品などに出演させてもらっています。あと今年で2009年から毎年夏に開催させてもらっている河口湖ステラシアターでのライブが10年目を迎えました。10年連続です。

——10年連続はすごいですね。10周年の河口湖でのライブはいかがでしたか?

茅原:ものすごい盛り上がりでしたね。毎年、河口湖でライブをさせていただいているので、地元の方々も私がライブで河口湖に足を運ぶのを待っていてくださっていたり、ファンのみんなと地元のお店の方との交流なども10年の間に色々と生まれていて。たとえば宿泊施設やレストランなどではファンの方が来年の予約をして帰ることもあるんです。今年は毎年お世話になっている河口湖の町の魅力をもっと知って欲しくて、河口湖の町のマップを作って、「河口湖にはこんな素敵なお店もあるんだよ」っていうのを改めてファンのみんなに紹介したりと、河口湖の町のみなさまとも沢山コラボレーションさせていただきました!

——経済めっちゃ回していますね!

茅原:嬉しいですよね(笑)。数年前、私がグリーンダ・力・ラにハマっていたことがあって、グリーンダ・力・ラをステージドリンクで飲んでいたら、ファンのみんながコンビニでこぞってグリーンダ・力・ラをたくさん買ってくれて売り切れることもありまして(笑)。なので私のライブの開催が決まったら、普段よりも多めに品物を仕入れて揃えてくださっているコンビニさんもあります。
また、河口湖ステラシアターの敷地内に10周年の記念樹としてハナミズキを植えてくださり、植樹式もやらせていただきました。これから毎年そのハナミズキが育っていく様子をファンのみんなと一緒に見守っていくのも楽しみだなと思っています。 富士急行さんとも毎年コラボレーションさせてもらっていて、電車の中吊り広告やヘッドマークを私のライブ仕様にしてくださったり、車内アナウンスを私の声で流していただいたりしました。さらに今年は10周年ということで、富士急行の制服を着て1日駅長さん、1日車掌さんをやらせていただきました。「みなさま、お越しいただきありがとうございます」って…(笑)。ゲリラだったのでファンのみんなビックリしていましたね。10年も続けば様々な絆が生まれますし、こうして河口湖のみなさんにもファンのみんなにも喜んでもらえる企画を実現させることができて、本当にすごいことだなと実感しています。


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『SPIRAL』には「繰り返されていく縁」と「成長」という意味を込めた


——9月にはニューアルバム『SPIRAL』がリリースされました。今度のツアーのタイトルにもなっていますが、こちらのアルバムは茅原さんにとってどういったものになりましたか?

茅原:そうですね。先に話したように歌手としての活動は2004年12月から始めたのですが、本格的に音楽活動に取り組むようになったのは、『涼宮ハルヒの憂鬱』というアニメに出演し、そこで今お世話になっているレーベルのランティスさんと出会ってからでした。この『SPIRAL』はランティスさんでの7枚目のアルバムとなります。構想自体は去年の秋頃から始まっていまして、そのときにすでにほとんどの曲が出揃っていました。日々、音楽制作を一緒にしてくださっているElements Gardenの菊田大介さんが私に色々と楽曲を作ってくださっていて、そのストックが溜まっていたんです。聴いていくとどれも良い楽曲でバラエティに富んだアルバムが作れちゃうなと。じゃあ、あれもこれも詰め込もうかという感じで、かなりスムーズに進んでいきましたね。いつもだったらまずコンセプトを決めてアルバムの構成を決めて、コンペしたり作曲家さんにオーダーしたりと集めていく感じなんですけど、今回は曲があらかじめあるところからスタートしたので、珍しい作り方でした。

——先にあった曲にあとから肉付けしていく感じだったんですね。

茅原:古い曲だと2012年に作っている曲もありました(笑)。「声もなく始まる世界」という曲なんですが、とある企画用に制作したんですけど、それが実現できなくて宙に浮いたままだったんです。タイミングがあったらリリースしたいと思っていたので、満を持して「じゃあここだ!」っていう感じで(笑)。過去自分たち力で作ってきたものを、今の自分たちでブラッシュアップして完成させていったので、過去の自分と向き合って制作していくような感覚もあって面白かったですね。仮歌とかも2012年の自分の歌声なので聴き比べたりして懐かしいなと思ったり。あの頃の自分を超えてやるぞみたいな思いもあったりしました。だからコンセプトは逆に悩みましたね。
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——結局、アルバムコンセプトはどのような形に落ち着いたのでしょうか。

茅原:恋の歌があったり、平和を願った歌があったり、ファンのみんなに向けて歌ったラブレターみたいなものも入っていたりと、本当にパラエティ豊かな一枚になりました。これってやっぱりこれまで自分が巡り合ったご縁から生まれたものだなというところで、「繰り返されていく縁」というのをコンセプトにしたいなと思いました。

——そう考えると茅原さんにとって今年は河口湖でのライブも10周年ということで、「繰り返される縁」とはまさにぴったりですね。

茅原:そうなんです!そして、ただ繰り返されるのではなく、どんどん成長していく正のスパイラル(SPIRAL)というポジティブな意味合いも込めています。

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今の等身大の茅原実里を感じられるライブに!新しい旗振りにも注目


——そんな『SPIRAL』を掲げた今度のツアーですが、こちらはどんな感じになりそうでしょうか?

茅原:今回、アルバムのジャケットもオールバックでポニーテールにして衣装もボディスーツで体のラインも出しているので、ツアーも今のありのままの茅原実里を感じてもらえるようなものにしたいと思っています。

——これまでの茅原さんの衣装は、ドレッシーな感じのものであったり、女神さまみたいなイメージのものが多かったと思います。ですので、今回のジャケットはとてもインパクトがありました。

茅原:新鮮ですよね。これまで色々なことをやってきたので、まだやっていないことってあるかなと悩んでしまうこともあったのですが、まだまだやれることは いっぱいあるなって思いました。いろんなものを削ぎ落としてシンプルに潔くいきたいなという気持ちが今の自分の中にあったので、ジャケットもミュージックビデオも、自分から「こういう衣装でこういった演出で」とお願いして進めていったんです。来年のツアーもあまり気負わずに、今のありのままの自分で臨みたいです。演出とかも凝ったことをするというよりは、シンプルに音楽で歌で勝負みたいな、そういう見せ方になるかもしれないなあ……なんて(笑)。まだこれから詰めていく感じですけどね。

——なるほど。「シンプルさ」や「ありのままの自分」といったものが根底にあると。

茅原:そうですね。等身大の自分を見せられたらいいなと思っています。詞も今回、今までのアルバムの中で一番たくさん書かせていただいて。全部で7曲書いています。いつもだったら、「私はそんなに書かなくてもいいです」みたいな弱気な感じなんですけど、今回はできる限り自分で書きたいなって。自分の言葉ってやっぱり強いじゃないですか。自分が伝えたいことを伝えられるのはやはり自分の言葉だと思うので、特に核となるものは自分で書きたいなと思い、リード曲の「夢幻SPIRAL」も書かせてもらいました。そういうところでも精神面での変化というのが、この音楽活動をスタートしてからずいぶんあったんじゃないかなって思いますね。昔だったら自分が詞を書いたらアルバムの世界観を壊してしまうかもしれないとか、逃げ腰なところもあったんです。やはり作詞家さんが書いてくださる詞は本当に完璧で、完全にパズルのピースがはまっているような状態のものをいただいて歌わせてもらっているんですよ。ちなみに自分が書くときはレコーディングぎりぎりまで悩むんです(笑)。レコーディングが始まる直前まで、 「ここどうしよう?」みたいに迷っている時もあったりして。そういうときって自分の中でも、これで正解なのかどうなのかが明確にならないんです。でも冷静に考えてみると、プロの作詞家さんじゃないんだし、自分という人間の中に矛盾があってもいいんじゃない かなって思えるようになったというか。色々な意味でたくましくなりましたね。

——ではツアーではそういった今の茅原さん自身の気持ちがこもっている歌声がたくさん聴けるわけですね。

茅原:はい。やっぱり歌を歌うことがとにかく好きですし、こうして自分でここまで詞を書かせていただきましたので、それをライブで歌って直接みんなに届けたいです。自分の言葉を歌で伝えられるのは本当に幸せだなと思います。今から楽しみでしょうがないです。はやくみんなの前で歌いたいですね。

——今回、詞をたくさん書いたことは茅原さんの中でチャレンジだったと思うんですが、ツアーでまた新しくチャレンジしてみようと思っていることはありますか?

茅原:茅原実里のライブでは毎回定番の旗曲というものがありまして、フラッグを振って歌う曲があるんですけど、今回のアルバムの中では「アイアイ愛してるよ」を旗曲にしようと思って作りまして、今その旗振りをすごい頑張っているんです。旗曲もだいぶ増えてきまして、毎回同じような旗の振り方になっちゃっているので、今度は今までやったことのないような旗振りをつけようとチャレンジしています(笑)。新しい旗振りがどんな形になるのか、楽しみにしていて欲しいです。

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茅原実里が考えるあったらいいなと思うチケットサービスは?


——このLINE TICKETは10月からスタートした新しいプレイガイドサービスになるのですが、茅原さんからみて、こういうチケットサービスがあればいいなっていうのはありますか?

茅原:例えばそうですね、チケットを購入してくれた瞬間に「どうもありがとう!ライブ楽しみに待っていてね」とか自分のボイスが出るのとか(笑)。声優だからか声でなにかやれないかなってちょっと思ったりしますね。

スタッフ:買った瞬間ではないんですが、終演後にメッセージを送るとかであれば、それはできるかもしれません。

茅原:めっちゃすごいじゃないですか!ぜひやりたいです。


——最後に読者の方へメッセージをお願いします。

茅原:来年2019年でデビューして15年目を迎えます。こうして活動を続けていけているのも日々応援してくださっているファンのみなさまのおかげでもありますし、アニメの作品だったり音楽だったり、私と巡り合ってくれたすベてのご縁がここまで私を運んできてくれたと思っております。その感謝の思いを込めて自分の精一杯の気持ちを歌にして最高のツアーにしていきたいと思うので、ぜひぜひ遊びにきてください。初めましての方も大歓迎です!よろしくお願いします。


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【チケット詳細】

茅原実里 Minori Chihara Live Tour 2019 〜SPIRAL〜 LINEチケット先行決定!

-公演日程
■日程
<東京公演>
2019年1月20日(日)開場17:00/開演18:00
会場:オリンパスホール八王子
お問合せ:インフォメーションダイヤル 03‒5793‒8878

<大阪公演>
2019年1月26日(土)開場17:30/開演18:00
2019年1月27日(日)開場15:30/開演16:00
会場:NHK大阪ホール
お問合せ:キョードーインフォメーション 0570-200-888

<愛知>
2019年2月9日(土)開場17:00/開演17:30
会場:一宮市民会館
お問合せ:サンデーフォークプロモーション 052-320-9100

<東京>
2019年3月9日(土)開場17:00/開演18:00
会場:中野サンプラザホール
お問合せ:インフォメーションダイヤル 03‒5793‒8878

■チケット料金
全席指定 7,200円(税別)
※3歳以上有料/3歳未満入場不可 
※オークションへの出品禁止 ※営利目的の転売禁止 
※転売チケット入場不可  


-LINEチケット先行受付
 受付期間:2018年10月16日(火)12:00~10月28日(日)23:59
 枚数制限:お一人様1公演につき4枚まで (複数公演申込み可能)

-URL
 https://ticket.line.me/artists/103

※スマートフォン・PCからのみ購入可能です
※購入したチケットは、すべて「電子チケット」での受け取りになります。
チケット受け取りは、LINEをインストールしたスマートフォンが必要です。
※LINEチケットを初めてご利用する場合は、お申込み時にお名前の入力が必須となります。
※その他注意事項は受付画面でご確認ください。

【プレゼント応募方法】

LINEチケットの公式アカウントをフォローして、対象の投稿をリツイートしてご応募ください。抽選で1名の方にサイン入りの新アルバム「SPIRAL 」をプレゼントします!

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撮影/野原誠治

【商品情報】

■タイトル:「SPIRAL」
■アーティスト:茅原実里
■発売日:2018年9月26日(水)
■品番:通常盤LACA-15747/初回限定盤LACA-35747
■税抜価格:通常盤¥3,000/初回限定盤¥3,800(税抜)
発売元・販売元:株式会社バンダイナムコアーツ


■INDEX
01.∞
02.ENERGY MAKER
03.夢幻SPIRAL
04.金魚
05.Remained dream(TVアニメ『フルメタル・パニック!Invisible Victory』スペシャルED主題歌)
06.Little Wing
07.奇跡
08.声もなく始まる世界
09.Hopeful ”SOUL"(TVアニメ『フルメタル・パニック!Invisible Victory』挿入歌)
10.みちしるべ(アニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』ED主題歌)
11.言の葉
12.アイアイ愛してるよ♡
13.シャラララ

初回限定盤同梱Blu-ray INDEX
・「夢幻SPIRAL」Music Video
・Making of SUMMER CHAMPION 2018 ~Minori Chihara 10th Summer Live~
・河口湖ステラシアター10回目記念「purest note~あたたかい音」2018ver